例の「Guest PC」がらみで、お渡しし忘れていたものがありました。
例の「Guest PC」がらみで、お渡しし忘れていたものがありました。

「Guest PC」は海外産のソフトなので、仮想マシンのキーボードは英語キーボードになっているものと思われます。
記号の配列については、超漢字上で日本語キーボードを指定しておけば刻印と入力結果がズレることはありませんが、日本語キーボード固有のキー(「かな」「変換」など)が効かないので、そのままでは入力モードを切り替えることができません。

僕は「キー配列変更」小物で
Shift + Space → かな/英数 切り替え
Shift + Option → 全角/半角 切り替え
F7 → 無変換(ひらがなからカタカナに変換)
F8 → 削除(BackSpaceでなくDeleteのほう)
とし、大文字アルファベットはShiftを押しながら入力するという運用をしていました。
(実際ほとんど使ってないので運用でもないですが)

このキー配列設定実身を入れたFDDイメージを一緒にお渡しするつもりでした。
釈迦に説法かもしれませんが。
FDDイメージは、Guest PCウィンドウ下部のFDDアイコンメニュー「Select Floppy Image」からマウントします。
BTRONフォーマットなのでそのまま取り出せるはずです。
それと、空のFDDイメージも差し上げます。

Guest PCには、仮想マシンの設定変更パネルなどはありませんし、仮想ディスクの容量を可変させたり、起動したままの状態を保存したりといったユーティリティ的機能もなく、エミュレーションに特化しているので、メニュー内容もシンプルなものです。
使い方に迷うこともほぼないと思いますが、一応。
・マウスカーソルをGuest PCウィンドウからMacに戻すときはコマンド+オプションを押してください。
・コマンド+リターンで全画面モードになります。

あと、前のメールで「ネットワークはNAT接続(「共有ネットワーク」に相当)のみ」と書いたのですが、あれ、まちがいでした。
「Preference」からネットワークタイプとポートを選択できるようになっていて「バーチャルスイッチ」相当の機能もあり、超漢字4で試したところ、ローカルMacの領域にもアクセスできました。(超漢字VではなぜかローカルMac領域だけアクセスできません・・・なんで?)


>仕事上、Windowsからも離れられない身なので(T.T)
>本来のウリ?であるWindowsエミュレータとしても活用させて頂ければと思いますm(__)m
blogのコメントを読むと、すでに職場にもVirtual PCを導入してディスクイメージを共有しておられるようなので、ひょっとしてGuest PCは必要なかったかとも思いましたが、お役に立てそうでうれしいです。ただ、WinXPはキツいかもしれませんね。

僕は印刷会社に勤めているので、「仕事上、Macintoshから離れられない身」です。
TiPOと連携させるにはWindowsの方が有利ですから、職場でWindowsを使える人がうらやましかったですよ。
もっとも最近ではPDA等の持ち込み自体ができない職場も多いようですが・・・

MacとTiPOのデータ交換は、TiPOのメモリーカードにFATの領域を作って(2パーティション化)TiPOからもMacからも読めるようにすることと、ターミナルソフトでのシリアル通信で対応していました。


>蒸し返しになってしまいますが、共有ネットワークで外に出られない件、
>ちょこちょこと設定を変えてみたりしているのですが、
>やはり私のところではうまくいきません。
>sambaの時のように、OS/X上や超漢字上でなにか特別な設定をしていらっしゃいましたか?
共有ネットワークについては、Mac側には何も細工はしていませんし、超漢字のネットワーク設定も空欄のままです。
ネットワークのことには全く詳しくないのですが、NAT接続というのは、Virtual PCがゲストOSに対して内部的にルーター機能を提供するもので、Virtual PCがゲストに見せているゲートウェイアドレスは「192.168.131.254」で固定となっているようです。
http://www.pk-shibuya.school-info.jp/fg-slope/VMwareTRON.html
ここの情報によると、超漢字VはIPアドレスの自動割り当て時にゲートウェイアドレスの最下位を「1」で決め打ち(VMwareはそうらしい)する仕様になっているそうなのでそれが原因かとも思ったのですが、それならウチの超漢字V on VPCが共有ネットワークで何の問題も起こしていないことの説明がつかないし・・・(とはいえ、この超漢字Vは超漢字4に上書きインストールしたものなので、純粋な超漢字Vとは違うのかも・・・)

また、僕の職場で使っているMacはiMac G5なので、お遊びでVirtual PC7(ヤフオクで入手)を入れているのですが、こちらで共有ネットワークを試したところ「外のネットワークには繋がるがローカルMac領域が見えない」という症状でした。
でもTUNEさんのところは「ローカルが見えて外に繋がらない」んですよね?

いずれにしろ、Windowsでこの手の症状に遭ったことはないので、超漢字の方に原因があるのでしょう。
これ以上は僕の手には負えそうもありません。お役に立てなくて申し訳ありませんが・・・

ところで、Virtual PCの環境設定パネル(「PC設定」とは別)では「バーチャルスイッチ」時の使用ポートを設定できるようになっていますが、ここのポート設定は何になっていますか?
blogの方で「バーチャルスイッチ+有線LANなら接続できるけど、AirMacだとダメ」と書いておられたので、もしかしてバーチャルスイッチ使用ポートが有線LANの方になっているのではと気になったのですが・・・そのへんは真っ先に試されてますよね。


>ちなみに私がTiPOを初めて入手したのは既に販売中止になっていた2000年8月、
>ハードオフにおいてでした。
>ずーっと、BTRONは使ってみたいと思っていたものの
>こんなにのめり込むとはその時は思ってもみませんでした。
僕は販売中止になる直前、99年の中頃にベスト電器で購入しました。
TiPOを指さして「これをください」と言っているのに店員さんにはPalmを勧められたり(僕が店員でもそうしますが)、展示品だったため頼んでもいないのに15,000円も値引きされてかえって複雑な気分だったのを思い出します。

TiPOに興味を持ったのはやはり、美崎さんの本を読んだから。
職場でデータベースを扱っていたせいか、「実身・仮身」の概念自体は割とすんなり理解できました。
日常的なファイル操作の繰り返しで情報の体系化が進んでいくインテリジェントな環境、Macなら置き場所に困って捨てるしかない細切れのテキストがTiPOでなら情報資産になる、しかもそれが手帳程度のサイズに収まっている!、とおおいに期待したものです。
今で言うライフログ的なものへの期待感に近いでしょうか。

ただ僕の場合、TiPO上で入力をするよりも、MacでWeb等からみつけた文章をクリッピングといった使い方のほうが多かったので、頻繁にファイル変換をしなければならず、それが面倒で結局放置しがちになるのが悩みどころでした。
それに、職場ではデスクにMacがあるからそちらを使うし、かといってTiPOのサイズでは常時携行もできず(特に夏場)出先で使いたいとき手元にないという状況を何度も経験し、「常に持ち歩く電話機でメモが取れたらTiPO要らないよね」とずっと思ってました。

また、PDAとしては広いTiPOの画面も、
・マルチウィンドウでの運用にはムリがある
・開いた仮身のプレビュー機能を使いたいけど、TiPOのリソースではキツい
・アイデアプロセッサのように「1ウィンドウでペイン分割」の方が使いやすそう(まさにEBt)
と常々感じていました。

そこにW-ZERO3とEBtWMが登場してしまっては(しかも元々ウィルコムユーザー)、無理やりTiPOを使い続けるのもなんだか不毛に感じられて、仕方なく乗り換えたわけです。
でも、TiPOには今でも大いに思い入れがあって、使わないからといって人に譲ったりする気にはなれないんですよね。(しかも予備機を2台持っている)
今でも時々電源を入れてはソフトキーボードをつついたりするのですが、最近電源スイッチの接触が悪いのか、電源を入れたつもりが入らなかったりその逆があったりで、ハード的な寿命も感じますので、今後も現役復帰させることはないでしょう。(年老いたペットか何かの話みたいですが)

そういえばこのあいだ、2ちゃんねるの超漢字関係の板でこんな書き込みを見かけましたよ。

>>TiPOの最大の元凶はソフトキーボード
>>TeaPad15が無かったら再び使おうとは思わなかっただろうな。
>>TeaPad15のインタフェースってよく出来ているよ。
>>ここにメモを書き溜めてタイムスタンプもタグもタブも打ち込めるし。
>>画面確認のスライドも絶妙。
>>なれないコンパクトキーなら負けないぐらいには打ち込める。
>>入力前に「あいうえお」とかを最初に体操代わりに打ってたら
>>無意識で高速に打てるようになった。

TeaPad15なら、TUNEさん作の方ですね。
自分のことではないとはいえ、何かくすぐったい思いです。
TiPOの辞書はまだ試せていないのですが、試せたらメールします。
では、また。

Posted : 2008/09/06 03:30:05

このメモとのリンク
最近のメモ