HYBRID W-ZERO3のテザリングは意外に使える、が…
先月、東京に行く用事があり行ってきました。(クルマで)

宿泊先の築地のホテルではLANも使えるのですが、あいにく有線。
手持ちのPCは本体に有線LANの口が付いていないので、HYBRID W-ZERO3のPHS回線をWiFiSnapで共有したのですが、この回線速度がミョーに速い。

そこでRadishのサイトで測定してみると、


このとおり。
200kbpsオーバーということで、ホテル周辺エリアはW-OAM Type-G対応ということになります。
317.4kbpsというのはたまたま瞬間的に出た数字でしょうが、平均でもおおむね200kbps以上は行ってる感じ。
これは自宅周辺でのCORE 3Gの実測値とかわりなく、Webブラウズならほとんどストレスを感じません。これで月額通信費1,450円ポッキリなんだから、笑いが止まりませんわ。(東京在住なら)

また、帰りのクルマの中でも、PCカーナビにVICS情報を取り込む回線としてHYBRID W-ZERO3でのテザリングを使ってみましたが、東名高速沿いではほとんどエリア外になることがなかったのは意外でした。
WILLCOMのPHSは山間部ではほとんどエリア外という認識でしたが、東名沿いは何としてもカバーするというWILLCOMの意地を感じさせられましたね。

ただ、大阪で中国道・山陽道に乗り換えても兵庫あたりまではかなりエリアカバーされていたのですが、岡山・広島の高速上のエリアはさすがにマダラ模様でした。ま、田舎ですのでね…

それより何よりヘコまされるのが、帰宅後、広島の自宅で測定した通信速度。




春に測定した時(上下約100kbps)より減っとる!


何度測り直してもこの水準なのですよ。そもそもダイアルアップに失敗したりするし。
もしかして、基地局減ってる?

と思ってたらコレですよ。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819696E2E0E293988DE2E0E2EAE0E2E3E28698E3E2E2E2

しかし想定より事業の棄損が激しく、再建自体が難しくなってきたため、ウィルコムの管財人がソフトバンクに全面的な支援を要請していた。
ソフトバンクはウィルコムに事業家管財人を送り込み、10月14日までに裁判所へ提出する予定となっている更生計画案の策定にとりかかる。ウィルコムの弁済総額は取引金融機関などによる債権カットにより約410億円となる見込み。ウィルコムはソフトバンクの支援を受け、6年かけて弁済していく。
PHS事業には投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(AP)が3億円を出資して単独で支援する予定だったが、ソフトバンクが最終的に譲り受ける。次世代PHSの新会社にソフトバンクやAPなどが出資する枠組みは変えない。
現行PHSについて「タダでも要らない」と明言していたソフトバンクがPHS事業を積極展開していくことは考えられず、ユーザー巻き取り→手じまい→停波のXデーが早まるだけの話でしょう。

長らくPHSをメイン電話として使ってきた僕も音声通話はすでにDoCoMo携帯に移行していますが、完全定額のプッシュメールと、安くてそこそこ使えるテザリングが使えなくなりそうなのはホントに残念です。
せめてどこかがW-CDMAのW-SIMモジュールを製品化してくれれば、HYBRID W-ZERO3本体だけでもDoCoMo携帯として使い続けられるんですが。

×ザリング

ザリング

らしいですね。訂正しておきます。

Posted : 2010/08/07 21:53:44

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