QVMランチャ(7/10更新)
「Q」では、仮想HDDの参照先となるイメージファイルをファイル選択ダイアログから選ぶ仕様になっています。

ですが実際には、仮想マシンのパッケージファイルに収められた設定ファイル「configuration.plist」を書き換えて実デバイスのパスである「/dev/disk1」などを直接指定すれば、実デバイスを仮想HDDとしてマウントし、仮想マシン上で直接実デバイスを読み書きできます。


ただ、デバイスがMac上でマウントされている場合マウント解除(Finderから操作するとデバイスの取り外しになるので、ディスクユーティリティから「マウントの解除」)しなければならないし、USBデバイスを複数利用している場合、起動のたびに正しいデバイスパスを確認して仮想マシンパッケージを開き、設定ファイルを書き換える必要があります。

そこで、これら一連の操作を半自動化すべく、AppleScriptで簡単なランチャ「QVMランチャ」を作ってみました。


最初の実行時に仮想マシンファイルの居場所と管理者パスワードを尋ねますが、2回目以降はそれらを記憶しています。

実デバイスのパスは下のようなパネルから選択します。



ちなみに、デバイスのパスは「hdb(2台目の仮想HDD)」に関連づけられます(固定)。「hdb」にイメージファイル等関連づけている場合は、すみませんが3台目もしくは4台目の仮想HDDを使用してください。



QVMランチャ ダウンロード
http://webspace-kk.sakura.ne.jp/myfolder/qvmlauncher.zip

※2008/7/10更新
・管理者パスワードの変更をチェックするルーチンに不具合があったのを修正しました。
・USBストレージを接続していなければ仮想マシンを起動できない仕様でしたが、2番目の仮想HDDを接続せずにそのまま起動できるよう選択パネルを追加しました。

※2008/7/9更新
・2回目以降の実行時は管理者パスワードを尋ねないため、管理者パスワードが変わった場合にマウント解除操作ができなくなる不具合を修正しました。
・仮想HDDの参照先が前回終了時と変わっていない場合、設定ファイルを書き換えないようにしました。

Posted : 2008/07/10 13:47:11

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