「改革派」首長のヒトたちって、何やってんの?
ちょっと前のニュースですが。

管理職の定昇廃止へ 広島県、事実上の年俸制移行 '10/10/15
 ▽都道府県初、来年度から
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201010150096.html

2009年広島県の知事になった湯崎知事は、つい最近も「育休を取りやすい雰囲気作りのために率先して」育休を取得した「イクメン知事」として賛否を呼んだ人です。
元通産官僚・IT会社経営者で、必ずしも改革派として鳴り物入りで登場したわけではなく、職員らと対決するような姿勢も見せない。メッセージも「県民に身近な県政で関心高める」「広島の潜在力を活かそう」などどちらかいえば地味ですが、パフォーマンスに走らず、それでいて必要と見れば多少ラディカルなことでもためらわず実行できるその姿勢は、いち県民として誇らしいです。

それにひきかえ、悪名高いブログ市長は論外としても、橋下府知事や河村市長のような改革派と言われる首長が、その知名度・露出度を武器に進駐軍ノリで乗り込んでいっても、既存組織との対立という段階を脱することも出来ていない。
彼らがそうしてモタついている間に、変わる自治体は自発的に変わっていくんでしょうね。人口減少局面になれば、自治体同士でヒトの取り合い・サービス競争になっていく。そういう将来が眼に見えている、いやすでにそうなっていると言っても過言ではないのだから。

島根県海士町の「よそ者、若者、バカ者」
http://www.momocafe.oheya.jp/blog/archives/2008_11_8_256.html
移住促進に道内自治体が「あの手、この手」
http://www.hokkaido-365.com/feature/2010/05/post-540.html


あと関係ないけど、個人的に笑えるのが、12月にも発足するという「関西広域連合」のネーミング。暴力団かよ…

Posted : 2010/10/31 23:23:11

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